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業務用エアコンの処分方法と撤去費用

家庭用のエアコンの廃棄は「家電リサイクル法」の対象になりますが、業務用は「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」で規制されています。2013年にフロンを適正に使用するために制定されました。業務用のエアコンにはフロンが使用されているため、専門の産業廃棄物を取り扱う企業に処分を依頼するなどしなければなりません。個人で処分した場合には、50万円以下の罰金を科される恐れがあります。

業務用エアコンの処分の依頼には、フロンを回収する際に補填回収企業が発行した「引取証明書」の写しが必要です。原本は3年間保存する義務があります。産業廃棄物処理を行う企業に依頼する場合は、業務用エアコンの取り外しから処分までのすべてを任せることができます。フロン類に関する知識もあるので安全性も高いです。

しかし費用は高額で、特に大型や天井埋め込み型では10万円以上かかることもあります。産業廃棄物処理を行う企業に依頼する場合は、事前に費用を確認しましょう。費用面を考えて取り外しは自身で行い、処分のみを産業廃棄物を取り扱う企業に依頼する方法もあります。取り外しにかかるコストは壁掛け型で約4万円、天井埋め込み型では9万円が目安です。

エアコンが大型だったり天井埋め込み型だったりする場合は撤去に時間がかかり、機器の落下やケガの恐れがあります。分解には専用の工具も必要で手順も複雑なため、慣れていない場合は専門の企業に依頼する方が安心です。

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